この記事では、土木図面の基本的な読み方を解説します。
土木図面の種類
| 図面の種類 | 内容 |
|---|---|
| 位置図 | 工事場所の位置を示す図 |
| 平面図 | 上から見た図、全体のレイアウト |
| 縦断図 | 道路などを縦に切った断面図 |
| 横断図 | 道路などを横に切った断面図 |
| 構造図 | 構造物の詳細を示す図 |
| 配筋図 | 鉄筋の配置を示す図 |
図面の基本要素
1. 表題欄(タイトルブロック)
図面の右下にあり、以下の情報が書かれています。
- 工事名
- 図面名
- 縮尺
- 作成日
- 作成者
2. 縮尺
図面と実際のサイズの比率です。
- 1:100 = 図面1cmが実際は100cm(1m)
- 1:500 = 図面1cmが実際は500cm(5m)
3. 方位
北の方向を示す矢印。平面図には必ず記載されています。
よく使う記号と略語
| 記号・略語 | 意味 |
|---|---|
| GL | Ground Line(地盤面) |
| FL | Floor Line(床面) |
| BM | Bench Mark(基準点) |
| CL | Center Line(中心線) |
| W | 幅(Width) |
| H | 高さ(Height) |
| L | 長さ(Length) |
| t | 厚さ(Thickness) |
| R | 半径(Radius) |
| φ(ファイ) | 直径 |
線の種類と意味
| 線の種類 | 意味 |
|---|---|
| 太い実線 | 構造物の外形線 |
| 細い実線 | 寸法線、引出線 |
| 破線(点線) | 見えない部分、計画線 |
| 一点鎖線 | 中心線 |
| 二点鎖線 | 想像線、仮設物 |
図面を読むときのポイント
1. まず全体を把握する
細部を見る前に、全体のレイアウトや規模を把握しましょう。
2. 縮尺を確認する
縮尺を間違えると寸法が大きく違ってしまいます。
3. 複数の図面を見比べる
平面図と断面図を見比べることで、立体的なイメージがつかめます。
4. わからない記号はメモして調べる
初めて見る記号はメモして、先輩に聞くか調べましょう。
図面を読めるようになるには
- 実際の図面を何度も見る
- 現場で実物と図面を見比べる
- 先輩に読み方を教わる
- CADの基本を学ぶ
まとめ
土木図面を読むには、図面の種類、記号、線の意味を理解することが基本です。最初は難しく感じますが、現場で実物と図面を見比べながら経験を積めば、徐々に読めるようになります。わからないことは積極的に先輩に聞きましょう。