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第二新卒で土木業界に転職|有利な点・不利な点と成功のコツ

techtek 2026.02.09 7 min read

第二新卒から土木業界への転職について解説。第二新卒が有利な理由、不利な点を克服する方法、転職成功のポイントを紹介します。

この記事では、第二新卒とは何か、土木業界への転職で有利な点・不利な点、転職を成功させるポイントを解説します。

第二新卒とは

第二新卒の定義

第二新卒とは、一般的に学校卒業後に就職し、3年以内に転職する人を指します。四年制大学卒業の場合、25歳前後が該当します。

法的な定義はなく、企業によって解釈が異なる場合もあります。「第二新卒歓迎」の求人に応募する際は、募集要項を確認しましょう。

新卒・既卒との違い

新卒・既卒・第二新卒の違い
区分 定義
新卒 学校卒業と同時に就職する人
既卒 学校卒業後、正社員としての就業経験がない人
第二新卒 就職後1〜3年程度で転職する人

第二新卒で転職する人は多い

厚生労働省の調査によると、新規大学卒就職者の約3割が3年以内に離職しています。第二新卒での転職は決して珍しいことではありません。

土木業界が第二新卒を求める理由

1. 深刻な人手不足

土木・建設業界は慢性的な人手不足が続いています。若手人材の確保は業界全体の課題であり、第二新卒を積極的に採用したいと考える企業が多いです。

2. 若手の育成に力を入れている

土木業界では、若いうちから経験を積み、資格を取得してキャリアアップする人材を求めています。第二新卒は長期的な育成対象として期待されています。

3. 柔軟性がある

第二新卒は前職の社風に染まりきっておらず、新しい環境に適応しやすいと評価されます。

第二新卒で土木業界に転職するメリット(有利な点)

1. 未経験でも採用されやすい

土木業界は人手不足のため、未経験者でも積極的に採用しています。特に施工管理は第二新卒・未経験者歓迎の求人が多いです。

2. 基本的なビジネスマナーが身についている

社会人経験があるため、名刺交換、電話対応、メールの書き方など、基本的なビジネスマナーが身についています。企業側は教育コストを抑えられます。

3. 若さ・体力がある

土木業界は体力が必要な仕事も多いため、若くて体力のある第二新卒は歓迎されます。

4. 長期的な成長が期待できる

若いうちから経験を積めば、将来的に主任技術者、現場代理人、監理技術者とキャリアアップできます。

5. ポテンシャル採用される

第二新卒は即戦力ではなく、将来性(ポテンシャル)で評価されます。やる気や向上心をアピールすれば、経験がなくても採用されるチャンスがあります。

第二新卒で土木業界に転職するデメリット(不利な点)

1. 「またすぐ辞めるのでは」と懸念される

短期間で前職を辞めたことで、「うちもすぐ辞めるのでは」と思われる可能性があります。転職理由をポジティブに説明し、長く働く意思を示すことが重要です。

2. 経験者と比較される

中途採用枠で応募する場合、経験者と比較されることがあります。ただし、土木業界は人手不足のため、未経験者向けの求人も多いです。

3. 給与が新卒並みになる場合も

未経験で入社する場合、前職の給与より下がることがあります。ただし、資格取得やキャリアアップで年収は上がっていきます。

第二新卒が土木業界で目指せる職種

施工管理

最も第二新卒の求人が多い職種です。現場の工程・品質・安全・原価を管理する仕事で、未経験からスタートできます。

土木作業員

資材運搬、掘削、コンクリート打設などの現場作業を行います。体を動かす仕事が好きな人に向いています。

重機オペレーター

バックホウやブルドーザーなどの重機を操作する仕事です。資格を取得すれば、未経験からでも挑戦できます。

CADオペレーター

図面作成を担当する仕事です。デスクワークが中心で、PC操作が得意な人に向いています。

転職成功のポイント

1. 転職理由をポジティブに伝える

「前職が嫌だった」というネガティブな理由だけでなく、「土木業界で○○を実現したい」というポジティブな理由を伝えましょう。

例文:「前職では営業として働いていましたが、形に残るモノづくりに携わりたいと考え、土木業界への転職を決意しました。未経験ですが、資格取得を目指しながら一人前の施工管理者になりたいと考えています。」

2. 前職で得たスキルをアピールする

どんな仕事でも、土木業界で活かせるスキルがあります。

  • 営業職:コミュニケーション能力、交渉力
  • 事務職:PCスキル、書類作成能力
  • 接客業:対人スキル、臨機応変な対応力
  • 製造業:安全意識、チームワーク

3. 長く働く意思を示す

「資格を取得してキャリアアップしたい」「将来は現場代理人を目指したい」など、長期的なビジョンを伝えましょう。

4. 研修制度が充実した会社を選ぶ

未経験者向けの研修制度がある会社を選べば、安心してスタートできます。資格取得支援制度があるかも確認しましょう。

5. 転職エージェントを活用する

建設業界に強い転職エージェントを利用すれば、未経験者歓迎の求人を紹介してもらえます。履歴書添削や面接対策のサポートも受けられます。

土木業界で取得したい資格

第二新卒から土木業界に入った後、以下の資格取得を目指すとキャリアアップにつながります。

目指すべき資格
資格 内容
2級土木施工管理技士 施工管理の基本資格。実務経験なしで一次試験受験可能
1級土木施工管理技士 大規模工事の監理技術者になれる
車両系建設機械運転技能講習 重機を操作するための資格
玉掛け技能講習 クレーンで荷物を吊る作業に必要

まとめ

第二新卒で土木業界に転職することは、十分に可能です。土木業界は人手不足のため、若くてやる気のある人材を求めています。

転職を成功させるには、転職理由をポジティブに伝え、前職で得たスキルをアピールし、長く働く意思を示すことが重要です。研修制度が充実した会社を選び、資格取得を目指しながらキャリアアップしていきましょう。

参考リンク

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1級土木 2級土木 CAD 人手不足 建設機械 施工管理 資格取得 重機
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