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土木業界の大手企業ランキング|ゼネコン売上・年収・特徴を解説

techtek 2026.02.09 7 min read

土木業界の大手企業ランキングを売上高・年収別に紹介。スーパーゼネコン5社、準大手・中堅ゼネコンの特徴と転職のポイントを解説します。

この記事では、土木・建設業界の大手企業(ゼネコン)のランキングと特徴を解説します。

ゼネコンとは

ゼネコン(ゼネラルコントラクター)とは、土木・建築工事を一式で請け負い、工事全体を取りまとめる総合建設業者のことです。設計から施工まで一貫して行う能力を持ち、多くの下請け業者を統括します。

ゼネコンの分類

分類 売上高の目安 特徴
スーパーゼネコン 1兆円以上 国内最大手5社、最先端技術を保有
準大手ゼネコン 3,000億〜1兆円 大規模〜中規模工事を担当
中堅ゼネコン 1,000億〜3,000億円 地域密着型、専門分野に強み

スーパーゼネコン5社

スーパーゼネコンとは、売上高1兆円を超える国内最大手の建設会社5社を指します。

スーパーゼネコン売上高ランキング(2024年度)
順位 会社名 売上高 平均年収
1位 鹿島建設 約2兆6,600億円 約1,170万円
2位 大林組 約2兆3,200億円 約1,060万円
3位 清水建設 約2兆円 約980万円
4位 大成建設 約1兆6,300億円 約1,020万円
5位 竹中工務店 約1兆5,000億円 約1,010万円

出典:各社有価証券報告書、決算資料(2024年発表)

スーパーゼネコン各社の特徴

鹿島建設

  • 売上高・平均年収ともにトップ
  • 土木工事に強み(青函トンネル、本四連絡橋など)
  • 海外事業も積極展開

大林組

  • 売上高2位の大手
  • 超高層ビル建築に強み(あべのハルカスなど)
  • 再生可能エネルギー事業にも注力

清水建設

  • 従業員数はスーパーゼネコン最多
  • 社寺建築の専門部署を持つ唯一の大手
  • 働き方改革に積極的

大成建設

  • 新国立競技場を施工
  • 都市開発・再開発に強み
  • 環境技術の開発に注力

竹中工務店

  • 非上場企業(オーナー企業)
  • 建築特化型(売上の90%以上が建築)
  • 東京タワー、大阪センタービルなど施工

準大手ゼネコン

準大手ゼネコン売上高ランキング
順位 会社名 売上高 特徴
1位 長谷工コーポレーション 約1兆900億円 マンション建築に特化
2位 前田建設工業 約7,000億円 ダム・トンネルなど土木に強み
3位 フジタ 約5,500億円 都市開発、環境整備
4位 五洋建設 約5,400億円 海洋土木(マリコン)
5位 戸田建設 約5,200億円 病院・医療施設に強み

中堅ゼネコン

中堅ゼネコン(一部)
会社名 特徴
東亜建設工業 海洋土木に強み
鴻池組 歴史ある企業、ZEBに注力
奥村組 トンネル・シールド工事に強み
飛島建設 土木工事中心
東洋建設 港湾・海洋土木

土木に強い企業

土木工事に特化・強みを持つ企業は以下の通りです。

  • 鹿島建設:大規模土木プロジェクト実績多数
  • 前田建設工業:ダム・トンネル建設
  • 五洋建設:海洋土木(埋め立て、港湾)
  • 東亜建設工業:海洋土木
  • 奥村組:トンネル・シールド工事
  • 飛島建設:土木工事全般

転職者が知っておくべきポイント

大手ゼネコンのメリット

  • 年収が高い(平均900万〜1,100万円)
  • 大規模プロジェクトに携われる
  • 福利厚生が充実
  • 教育・研修制度が整っている
  • 安定した経営基盤

大手ゼネコンの注意点

  • 競争が激しい(中途採用のハードル)
  • 転勤が多い傾向
  • 繁忙期は残業が増える場合も

中堅・準大手という選択肢

中堅・準大手ゼネコンは、スーパーゼネコンほど競争が激しくなく、転職しやすい傾向があります。地域密着型の企業であれば転勤も少なく、ワークライフバランスを重視する方には良い選択肢となります。

まとめ

土木・建設業界の大手企業は、スーパーゼネコン5社(鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設、竹中工務店)を筆頭に、準大手・中堅ゼネコンまで多くの企業があります。

年収は大手ほど高い傾向がありますが、転職の難易度や働き方も考慮して企業を選ぶことが大切です。土木工事に強い企業を狙うなら、鹿島建設や前田建設工業、五洋建設などがおすすめです。自分のキャリアプランに合った企業を探してみてください。

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ダム トンネル 働き方改革 港湾
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